真実を解き明かす

GHQ、WGIP、日本の歴史や時事ニュースなどを取り上げていこうと思います。

「保守」「革新」「右翼」「左翼」根本的な問題は知性の劣化だ


戦後では左翼論壇が勢いを持っておりました。いわゆる戦後民主主義です。それに一番影響を与えた人物というのは丸山真男です。丸山の「日本の思想」という本は現在でも読む意義というのはかなりあるのではないかと思います。1970年では吉本隆明が社会にかなり影響を与えました。全共闘時代です。全共闘に参加していた団塊の世代などには吉本隆明は革命思想家として持ち上げられていました。そして日本赤軍などの過激左翼集団が出てきてあさま山荘事件によって左翼論壇は急激に影響力を失いました。

戦後の保守論壇では福田恒存や三島由紀夫や小林秀雄などがおりこのような人物は左翼側でも認めざるを得ない大物でありました。丸山真男や小林秀雄には立場やイデオロギーが違うにつれてそこにはものすごい知性が見受けられます。

現在でも福田恒存や丸山真男や小林秀雄は読む意義というのはかなりあるのではないだろうかと思います。

最近では左翼やリベラルよりも保守派の方が圧倒的に影響があるでしょう。保守派はよく「大東亜戦争は日本にも言い分がある」や「朝日新聞はけしからん」など言っています。それは正しいでしょう。確かに大東亜戦争は日本にも言い分がありますし朝日新聞はけしからんです。

しかしこれは内倫だけで行われているものでありこれだけで飯を食っている連中にはかなり違和感があります。ルーチン化しているのです。ルーチン保守がかなり保守論壇をダメにしています。

他に取り上げらるのは韓国や中国の話題ばかりです。保守論壇が出すような本は正しいことが書かれていると思いますが同じようなことばかりが書かれている。

それと三島由紀夫や福田恒存や小林秀雄などのように知性があまり見受けられない。保守論壇は相当劣化しているとしか思わざるを得ない。

これは左翼側にも言えることではないでしょうか。憲法を守れや安保法制反対、など同じようなことばかりを繰り返している。内田樹が保守派を反知性主義だとか言っているが内田樹もそんなに偉そうに言えるものだろうかなどと思います。内田樹は吉本隆明に影響を受けているそうですが吉本隆明との思想のレベルはかけ離れている。内田樹も私にとってはあまり知性を感じない人物です。

かつでの左翼やリベラル側には丸山真男や吉本隆明がおりました。現在の左翼で大物なのは大江健三郎と柄谷行人ぐらいだと思います。

保守論壇が劣化して左翼側も劣化したということはやはり日本人自体の知性の劣化というのがあるのではないでしょうか。これは笑いごとではないと思います。

一部の人は国防によって日本が守れるとか思っている人がいるようですがそれよりも知性や文化や精神などが国を守るものであります。これらの劣化はシロアリのように国家をむしばんでいくものだと思います。

保守論壇でも小林秀雄などを読んだことすらない人が多いのではないでしょうか。左翼側も丸山などを読んだことがない人が多いのかもしれません。左翼側はもう崩壊していますが保守論壇も崩壊するのは時間の問題だと思います。国家の崩壊も可能性がないとは言い切れないものなのです。





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